まな先生解説
こころ質問
すい要点整理
補足
数値は公的資料の目安をもとにした計算例です。取材や実測はしていません。体格・仕事・持病によって必要な量は変わります。
7日分を3つの単位で出す
| 項目 | 数える単位 | 7日分の目安 | 計算 |
|---|---|---|---|
| 水(飲み水・調理用) | L | 21L(2Lペットボトル11本) | 3L×7日 |
| 携帯トイレ | 回 | 35回分 | 5回×7日 |
| 食料 | kcal | 年代で変わる(次の章) | 1日の目安×7日 |
- 水:農林水産省は、飲料用・調理用で1人1日3Lを目安に、最低3日分、できれば1週間分をすすめています。トイレを流す水などの生活用水は含みません。
- トイレ:東京都の広報(2025年9月号)は「1日5個×3日分×家族の人数」を最低限の目安とし、1週間分をすすめています。35回分は、この式の日数を7日にした計算値です。1日5回は内閣府のトイレガイドライン(令和6年12月改定)にもある平均的な回数ですが、このガイドラインは避難所向けの資料です。
年代別:7日分のkcalと食数

| 年代(男性) | 1日の目安 | 3日分 | 7日分 | 1食350kcalなら(7日分) |
|---|---|---|---|---|
| 18〜29歳 | 2,600kcal | 7,800kcal | 18,200kcal | 52食 |
| 30〜49歳 | 2,750kcal | 8,250kcal | 19,250kcal | 55食 |
| 50〜64歳 | 2,650kcal | 7,950kcal | 18,550kcal | 53食 |
注意
推定エネルギー必要量は平常時に健康を保つための目安で、災害時の摂取量として決められた値ではありません。報告書には身体活動レベルが「高い」人の値もあるので、体を使う仕事の人は表で確認してください。食事制限のある持病がある人は、主治医の指示を優先してください。
手持ちの非常食が何日もつか:記入例
- 缶詰・レトルト・アルファ米などを1か所に集める
- 1袋(1缶)あたりのエネルギーを書き出す。「100gあたり」の表示なら内容量をかけて直す
- 個数をかけて、合計kcalを出す
- 合計を、自分の年代の「1日の目安」で割る
- 7日分に足りないkcalを出し、主食(ご飯・麺など)を中心に買い足す
| 品目 | 1個あたり | 個数 | 小計 |
|---|---|---|---|
| 主食A(アルファ米など) | 360kcal | 6 | 2,160kcal |
| 主食B(パックご飯など) | 300kcal | 4 | 1,200kcal |
| おかずC(レトルトなど) | 150kcal | 6 | 900kcal |
| おかずD(缶詰など) | 200kcal | 5 | 1,000kcal |
| 合計 | 21個 | 5,260kcal |
備えが止まる理由別の始め方
| 対策しない理由 | 割合 | 最初の一歩 |
|---|---|---|
| 具体的な対応策がわからない | 40.5% | 前の章の記入例で、手持ちが何日分か出す |
| お金がない | 34.2% | まず3日分だけ:自分の年代の3日分kcal、水9L、携帯トイレ15回分 |
| 面倒 | 27.9% | 置き場所を1か所決め、足りないkcal分を1回でまとめて注文する |
実家の親と決めておくこと
- 使う手段:災害用伝言ダイヤル(171)など、ふつうの通話以外の方法
- 連絡の順番:誰から誰に連絡するか
- 次に頼る人:連絡がつかないときの親戚や友人
- 親の家の備え:食料・水・常備薬がどれだけあるか
点検のしかたと避けたい対応
- 建物の案内を待たずに水洗トイレを流す:管理会社や自治体の案内を確認するまでは携帯トイレを使う、と先に決めておきます。
- カセットコンロを説明書と違う使い方をする:換気などの注意事項は、機器とボンベの取扱説明書に従ってください。
- 通路や玄関をふさぐように置く:ワンルームでは、ベッド下やクローゼットなどに分けて置きます。
最終確認日:2026年9月27日




