地震でガスが止まったときのマイコンメーター復旧方法|待ち時間3分と1分の違い、高齢の親への伝え方

地震でガスが止まったときのマイコンメーター復帰手順を、日本ガス協会・東京ガスネットワーク・LPガス安全委員会の公開情報で整理。待ち時間が3分か1分かの違い、復帰しないときの判断、離れて暮らす親に電話で伝える5行の台本もまとめました。

地震でガスが止まったときのマイコンメーター復旧方法|待ち時間3分と1分の違い、高齢の親への伝え方
まな先生解説
こころ質問
すい要点整理
補足

本文の手順と数値は、各出典を2026年10月3日に確認した内容です。機種や事業者で操作が違うため、実際にはメーター本体の説明と契約先の案内を優先してください。

地震でガスが止まったらどうする?復旧方法の全体の流れ

  1. ガス臭くないか確かめる(臭うなら操作しない)
  2. 屋内と屋外のガス機器をすべて止める
  3. メーターの種類を確かめる(都市ガスかLPガスか、どの機種か)
  4. 復帰ボタンを押す
  5. ガスを使わずに待つ(一般型3分、JO型とLPガスは1分)
  6. 表示が消えたら使い始める。消えなければ原因を確かめる
場面判断の分かれ目次の行動
押す前ガス臭いか臭う→操作せず連絡
押す前メーターが点滅しているか点滅なし→近所の様子を確認
押したあと待ち時間後に表示が消えたか消えない→閉め忘れを確認
やり直し後また止まったか止まった→繰り返さず連絡
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マイコンメーターとは?都市ガスとLPガスで止まる条件が違う

マイコンメーターとは?都市ガスとLPガスで止まる条件が違う

都市ガスのメーターが止まる主な理由

  • 地震(震度5相当以上)
  • 多重のガス漏れ
  • ガス圧の低下
  • ガス機器の長時間使用

LPガスは「使用中」の揺れで止まる

3つのメーターの違いを比べる

項目一般型(都市ガス・東京ガスネットワーク)通信機能付JO型(東京ガスネットワーク)LPガスメーター
地震で止まる条件震度5相当以上震度5相当以上ガス使用中に震度5相当以上
復帰ボタンキャップを左に回して外し、ボタンを押すボタンを押し、ゆっくり離す機種による(案内例は左側のボタン)
待ち時間3分1分1分
戻ったサイン赤ランプの点滅が消える「ガス止」「止」の表示が消える表示が消える
ガス臭いときの連絡先ガス会社ガス会社LPガス販売店・緊急時連絡先
出典一般型の復帰方法JO型の復帰方法LPガス安全委員会
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注意

「3分待つ」とだけ覚えていると、1分の機種では戸惑います。メーター本体の表示と契約先の案内を確かめてください。

復帰操作を始める前の準備・必要なもの

手元にあると助かるもの

  • 懐中電灯(夜やメーターボックスの中は暗いため)
  • 契約先の電話番号(ガス会社、またはLPガス販売店)
  • 軍手(周りにガラス片などがある場合)

押す前に確かめること

  1. ガス臭くないか。臭うなら、ここで止めて連絡します
  2. コンロ、ガスファンヒーターなどの器具栓を閉じる
  3. 屋外の給湯器も止める(台所や浴室のリモコンの運転スイッチを切る)
  4. LPガスでは、使っていないガス栓が閉まっているかも確かめる
  5. 復帰操作のあいだ、メーターガス栓は閉めない
注意

屋外の給湯器のつけっぱなしは見落としやすい場所です。ガスが流れたままだと、メーターが異常と判断して戻りません。

マイコンメーター復帰方法を機種ごとに解説

都市ガスの一般型マイコンメーター

  1. すべてのガス機器を止める(屋外機器も含む)
  2. 復帰ボタンのキャップを左に回して外す
  3. 復帰ボタンを奥までしっかり押し、ゆっくり手を離す
  4. ガスを使わずに3分待つ
  5. 赤ランプの点滅が消えていれば使える

通信機能付マイコンメーター(JO型)

プロパンガスが地震で止まったとき(LPガスメーター)

ガスメーターが復帰しないときは?原因の見分け方と対処法

原因を見分ける判断チャート

  • 開始:ガスがつかない
  • Q1 ガス臭い?
  • はい→復帰しない。窓を開け、火を使わず、電灯や換気扇のスイッチに触れない。事業者へ連絡
  • いいえ→Q2へ
  • Q2 メーターのランプは点滅している?(LPガスは「ガス止」表示も含む)
  • いいえ→近所もガスが使えない?
  • はい→地域の供給停止の可能性。ガス会社の復旧情報を確認
  • いいえ→ガス機器側の不具合の可能性。事業者やメーカーに相談
  • はい→Q3へ
  • Q3 機種ごとの手順で復帰ボタンを押し、待ち時間(3分または1分)のあと表示は消えた?
  • はい→使い始める
  • いいえ→屋内の器具栓と屋外の給湯器の閉め忘れを確かめて、やり直す
  • それでも戻らない→事業者へ連絡(LPガスで再び「ガス止」なら繰り返さず販売店へ)

赤ランプが点滅したままのとき

  • 屋外の給湯器(リモコンの運転スイッチが入ったまま)
  • 浴室の追いだき
  • ガスファンヒーターのタイマー
  • 使っていない部屋のガス栓

家のメーターではなく「地域の供給停止」のとき

  • 近所の家もガスが使えない
  • ガス会社のWebサイトや広報で供給停止の案内が出ている
  • 自治体の防災無線などで、ガスの停止が伝えられている

離れて暮らす親の家を電話で支える準備

親の家のガス防災チェックリスト

  • [ ] メーターの場所を写真に撮り、家族と共有した
  • [ ] 都市ガスかLPガスかを確認し、契約先の電話番号を控えた
  • [ ] メーターの型(キャップの有無、液晶表示の有無)を写真で残した
  • [ ] 屋外の給湯器とガスファンヒーターのスイッチの位置を確認した
  • [ ] 電話で読み上げる5行の復帰台本を、電話の近くに貼った
  • [ ] 懐中電灯を玄関などすぐ取れる場所に置いた
  • [ ] 感震ブレーカー(電気側)が付いているか確認した
  • [ ] スマートメーターかどうか、遠隔対応の有無をガス会社に確認した

電話で読み上げる5行の台本(一般型の例)

  1. 「まず、ガス臭くないか嗅いでみて。臭ったら何も触らず窓を開けて、ガス会社に電話してね」
  2. 「台所と、お風呂のリモコンのスイッチを全部切ってね」
  3. 「メーターのボタンのキャップを、左に回して外してね」
  4. 「中のボタンを奥まで押して、ゆっくり離してね」
  5. 「3分間ガスを使わずに待って、赤いランプが消えたら使っていいよ。消えなかったら、また電話してね」

スマートメーターと遠隔での復帰

注意点・リスク:復帰の前後でやってはいけないこと

ガス臭いときにしないこと

  • 火気は厳禁
  • 電灯や換気扇などのスイッチに触らない(ON・OFFのときに小さな火花が出るため)
  • 窓や戸を大きく開け、機器栓・ガス栓・メーターガス栓を閉めて、ガス漏れ通報専用電話へ連絡する

LPガス容器が倒れたり流されたりしたとき

感震ブレーカーとは別の装置

具体例:よくある3つの場面

ケース1:都市ガスのマンションで点滅が消えない

ケース2:LPガスの家で、メーターは点滅していない

ケース3:何度押しても戻らず、近所もガスが使えない

まとめ:今日できる次の一歩

よくある質問

復帰ボタンは何回まで押してもいいですか?

地震のあと、メーターガス栓は閉めたほうがいいですか?

メーターが点滅していなければ、そのまま使っても大丈夫ですか?

夜で暗いときも、すぐに復帰したほうがいいですか?

最終確認日:2026年10月3日

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